デサピア(置くタイプ・不織布シート)の試験結果をご覧頂けます。
[検体名]デサピア置き型 [供試鼠]ハツカネズミ(黒)2匹 [試験方法] 35×49cm、深さ19.4cmの発泡スチロール製容器を容器として使用。 中間に30㎝の仕切りをし、さらにT字に仕切り、独立した部屋を2部屋用意した。また、各部屋に7×7㎝の穴を開け出入り口とした。 各部屋に誘引物として、飼料に水を含ませたものを置き、片方の部屋に検体を設置し、30分間のネズミの各部屋の滞在時間を計測した。
[試験考察:ビデオ撮影及び肉眼による観察] 短時間ではあるが、検体設置区と未設置区とのネズミの滞在時間及び行動を考察すると、検体の臭いを嗅ぎ嫌がっていると思われる。
[試験結果]忌避率の計算 $$(忌避率)=\frac{設置区と未設置区の合計滞在時間(秒)の1/2-設置区の滞在時間(秒)}{設置区と未設置区の合計滞在時間(秒)の1/2}$$ 式に各部屋の滞在時間を当てはめると、$$(忌避率89.87㌫)=\frac{1,875-95}{1,875}$$ 以上の事より検体には忌避効果があると思われる。
[検体名]デサピア置き型 [供試虫]チャバネゴキブリ(25匹)
[試験方法]
50×42cm、深さ21cmの発泡スチロール製容器を容器として使用。 デサピア置くタイプを図の(b)エリアの中心に置き、(b)(c)エリア両方に水を含ませた飼料を置いた。 また(a)の点を放虫箇所とした。試験は放虫箇所にチャバネゴキブリを25匹放ち、30分後に供試虫の位置と生死を観察した。
[検体名]デサピア不織布シート [供試虫]キンバエ(51頭) [試験方法] 60×92cm、深さ20cmの発泡スチロール製容器を容器として使用。 中間にT字の仕切りをして、検体を(a)エリアに置き、 (a)(b)エリア両方に飼料に水を含ませた物を置き、(c)の容器中央地点を放虫箇所とした。 試験は放虫箇所にキンバエを51頭放ち、60分間供試虫の位置と生死をそれぞれ観察した。