カラシードは、ワサビやカラシに含まれる成分を利用した食品などの保鮮・抗菌剤です。
抗菌効果
強い抗菌力で、食中毒の原因となる大腸菌・黄色ブドウ球菌・サルモネラ菌などの増殖を抑えると同時に、カビに対しても強力な効果があります。
安全性
カラシードはワサビやカラシに含まれる成分をはじめとする食品添加物を中心に組成し、安心してご 使用いただけることを第一に開発しました。
持続性
大きな特長は徐放性です。AITは、揮発性が高く単独ではあっという間に揮発してしまいます。カラシードは揮発量をコントロールし、目的に応じた放出量と放出期間を対象食品毎に作りあげることに成功しました。
保鮮力
エチレンガスの放出を抑えることで、青果物の鮮度を保ち、みずみずしさを維持。野菜や果物の持つビタミンCも壊さず、褐変などの変色を防ぎます。
●アリルカラシ油(ワサビ・カラシ成分)(食品添加物) ●二価カルボン酸(食品添加物) ●吸水性ポリマー
タイプによって価格が異なりますのでお問い合わせください。
「まだまだあります!」カラシードの効果と使用事例
みかんを福岡から東京へ出荷されており、市場に到着した頃に発生するカビに悩まれていました。カラシードを使用することでカビの発生が大幅に減少し、ロスが少なくなったと同時に、より高い価格で取引できるようになったとお喜び頂きました。
夏場の菌数に不安を持たれていたため、テスト品でお試し後導入されました。菌の発生を抑制する働きがてき面に効力を発揮。贈答用にご使用いただくことで、「クレームゼロ」を実現されました。さつま揚げ表面のヌメリも出にくく、賞味期限を延ばすことにも成功されました。
カラシードを使用することで保鮮効果は顕著に出ており、産地から送られてきた桃を比較するとカラシード入りの桃は産毛が立つほどの新鮮さ。入荷した桃を3~4玉入りに詰め替えて配送される際も新しいカラシードを入れて配送するようにし、クレームも減少したそうです。
密閉性の高いシュリンクパック内は湿度が高まり、カビの発生率も高くなります。鶏卵を出荷されている生産者さまで、以前から特に梅雨から夏場にかけて発生するカビに悩まされており導入。結果「カラシードが入っている卵でないと納入不可」という納入先もいらっしゃると伺いました。新たな納入先も増えたそうです。
現在までに下記食材の効果が確認されています。
イチゴ・みかん(ハウス・路地)・レタス・しょうが・でこぽん・キュウリ・椎茸・ぶどう・カボス・ブロッコリー・しめじ・ニラ・桃・パセリ・ほうれん草・柿・いんげん・麺類(生そば/パスタ/中華麺)・さくらんぼ・練り物(さつま揚げ/いかシュウマイ)・ちりめんじゃこ・黒にんにく・鶏卵・竹製品・小松菜・パックサラダ・革靴
上記に無い食材・製品でも試験用の製品をご提案できますので、お申し付けください。
食材の種類と包材形態により提案いたします。
[成 分] ●アリルカラシ油(ワサビ・カラシ成分)(食品添加物) ワサビやカラシに含まれる辛味成分で、揮発して高い抗菌力を発揮します。 ●二価カルボン酸(食品添加物)あらゆる食品の酸味成分に使用されています。 ●吸水性ポリマー食品が持つ余剰水分を吸収し、菌の繁殖を防止します。 (急性経口毒性LD50値:6,640mg/kg ※参考/食塩3,000mg/kg)
「お餅のカビを防ぐカラシード」は直接ご購入いただけます。
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